こんにちは、
精密栄養カウンセラーのKenです!
「MCTオイル=脂肪燃焼」
そんなイメージを持っている方も
多いかもしれません。
たしかにそれは、
間違いではありません。
でも実は、
MCTオイルの役割は
それだけにとどまりません。
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MCTオイルとは、
中鎖脂肪酸トリグリセリドと呼ばれる脂質。
一般的な油(長鎖脂肪酸)とは違い、
消化・吸収がとても速く、
肝臓ですぐエネルギーに変換されます。
そのため、
・体脂肪として蓄積されにくい
・血糖値を大きく上げにくい
といった特徴があります。
この性質から、
MCTオイルは
・エネルギー不足を感じやすい人
・糖質を控えている人
・疲れやすい人
にとって、
体を助ける燃料として
使われることがあります。
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では、
「抗がん作用」については
どうでしょうか。
ここは、
少し冷静に整理が必要です。
現時点では、
MCTオイルそのものに
直接的な抗がん作用がある
と断定できる
強い科学的証拠は限られています。
ただし、
注目されているのは
代謝環境への影響です。
MCTオイルは
ケトン体の産生を助け、
エネルギー代謝の状態を
変える可能性があります。
この代謝の変化が、
結果として
体にとって不利な環境を
作りにくくする――
その可能性が
研究の中で示唆されています。
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また、
MCTオイルには
抗炎症的な働きについても
注目が集まっています。
一部の研究では、
炎症マーカーの低下と
関連する可能性が示されています。
慢性的な炎症は、
多くの不調や病気の
土台になるため、
炎症を抑える方向に
体が傾くこと自体は、
健康維持にとって
意味のある変化です。
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さらに、
腸内環境の視点もあります。
MCTオイルは、
消化管内での働きから、
・腸内の環境を整える
・カンジダ菌などの
過剰増殖を抑える方向に
働く可能性
が考えられています。
ただしこれも、
「万能」ではありません。
大切なのは、
MCTオイルを
薬のように期待しないこと。
体質や摂取量によっては、
・お腹が緩くなる
・胃腸に負担が出る
といった反応が
出る人もいます。
少量から、
体の反応を見ながら。
これが基本です。
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MCTオイルは、
脂肪燃焼のための
魔法の油ではありません。
でも、
正しく使えば
体のエネルギー環境を整える
ひとつの道具にはなります。
「何に効くか」よりも、
「どう使うか」。
そこを間違えなければ、
MCTオイルは
健康の味方にもなり得ます。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。